アスベストの検査は2006年以前の建築物は要注意

中古住宅を購入して数年後に建て直しをするとき、その住宅が2006年よりも前に建築されたものはアスベストが使用されている可能性が高いので、事前の検査で使用の特定を行い使用されている場合はそれを除去してから取り壊さなければなりません。ただ、2006年は限定的なもので、2007年に建てられたものでも使用されている可能性があるので検査は必要になりますし、完全に使用が禁止された以降に建てられた物もの以外は検査は必須です。ちなみに、アスベストは高い耐火性と断熱性を持つことからも利用され続けていた材料ですが、全ての建材に含まれていたものではないので2000年に建てられたものなら100%含まれるなどのようにいい切ることはできません。ただ築年数と建物材質などである程度の可能性の判断ができるので、それを行うための事前調査が必要不可欠です。

建築物および工作物の解体や改修工事を行うときは、アスベストの使用の有無について事前調査を行うことが義務付けられています。事前調査の方法は、法定化されているのが特徴で2020年6月に大気汚染防止法の改正が公布されて、2021年4月1日から施行されました。なお、利用されている可能性を持つ部分は建物の築年数などにより異なるのですが、住宅のスレート瓦や工場の波板などの屋根部分は高い確率でアスベストが含まれている、住宅のサイディング外壁や工場の波板も同じ、住宅のサイディング外壁や工場の波板や耐火材として利用された吹き付け材にも含まれている可能性が高いとされます。アスベストの検査のことならこちら

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